【ピラティス】インプリントポジション
こんにちは、ピラティスインストラクターのSatomiです☺
以前に骨盤のニュートラルポジションについてお話しました。
今回は骨盤のもうひとつのポジション『インプリントポジション』について説明していきます。
骨盤の2つのポジション
①ニュートラルポジションは骨盤の上前腸骨棘という2つの骨と恥骨を結んだ線が床に対して平行でした。
このポジションをとることで、腰椎に自然な前弯(カーブ)ができます。

②インプリントポジションは骨盤が後傾し、恥骨側がわずかに高くなっている状態です。
このポジションでは腰椎(腰の骨)が屈曲した状態です。
ニュートラルポジションに比べると腰が床に近づいています。

インプリントにする理由
ピラティスでは、「こんなときにはインプリントしましょう!」という約束があります。
①腹筋が弱くてニュートラルポジションを維持できないとき
インプリントポジションは腹斜筋という筋肉をあらかじめ収縮させ、
腹筋が入りやすくなっているポジションです。
腹筋が弱いと腰部が不安定になってしまうので、腰を痛めないための配慮です。
②両脚を浮かすポジションをとるとき
脚の重さは、個人差はありますが両脚でだいたい体重の30%もあるそうです😲
そんなに重たい脚を浮かすということは、腹筋に力が入っていなければ
腰に負担がかかってしまいます。
それを防ぐために、腹筋の力が入りやすいインプリントポジションをとります。
逆に言えば、腹筋力が充分にあればニュートラルポジションのまま両脚を浮かしても良い
ということです。
少しの角度の変化で体幹が安定できたり姿勢が変わったりするので、骨盤のポジションはとても大切です。
理解しておくとエクササイズがしやすくなるのでぜひ覚えてみてください☺
トレーナー Satomi
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