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執筆者の写真楠健司

ダイエットに役立つ良質な脂(油)の摂り方ガイド

更新日:6月11日

① 脂質(油)の種類とその効果


皆さんこんにちは!LOAFERの楠です。

本日は脂質(油)に関してお話します。

ダイエットや日常生活において、良質な油(脂)を摂りましょうと言われますが、なぜ良質な油を摂るべきなのでしょうか?

脂質には様々な種類があり、痩せやすい脂、太りやすい脂が存在します。

今回は脂質に関する知識と注意点をお話ししますので、ぜひ参考にしてください!



油 脂質のイメージ

● 脂質(油)


脂質は大きく分けて「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分類されます。

飽和脂肪酸は固形になり、不飽和脂肪酸は液体になる特性があります。

飽和脂肪酸は動物性と植物性の2種類があります。

動物性には肉の脂、ラード、バター、チーズなどが含まれ、植物性にはココナッツオイルやパーム油が含まれます。

これらの脂は体内での分解が難しく、中性脂肪になりやすいため、過剰摂取は避けるべきです。



② 一価不飽和脂肪酸とその効果


続いては「不飽和脂肪酸」についてお話しします。

不飽和脂肪酸は食物の油や魚油に多く含まれる脂肪酸で、体内では生成されないため、食事から摂取する必要があります。

今回はその中でも「一価不飽和脂肪酸」について詳しくお話しします。


● 一価不飽和脂肪酸


一価不飽和脂肪酸はオリーブ油、キャノーラ油、アーモンド、アボカドに多く含まれています。

これらの油は良質な油としてよく紹介され、悪玉コレステロールを下げるオレイン酸を多く含んでいます。

オリーブ油は美容にも良いビタミンが豊富に含まれており、健康と美容の両方に役立ちます。

アーモンドは間食としてもおすすめですが、過剰摂取は避け、1日10~20粒を目安にしましょう。



③ 多価不飽和脂肪酸とその効果


不飽和脂肪酸の一種である「多価不飽和脂肪酸」についてお話しします。

多価不飽和脂肪酸には「オメガ3」と「オメガ6」があります。

今回はオメガ3について詳しく説明します。


● オメガ3


オメガ3はαリノレン酸、DHA、EPAを含む脂肪酸で、えごま油や亜麻仁油、魚油に多く含まれています。

αリノレン酸を摂取することで体内でDHAやEPAを生成することができます。

DHAは脂肪燃焼の促進、免疫系の強化、高血圧、脳卒中、動脈硬化の予防に役立ちます。

オメガ3の効果としては、血液をサラサラにし、中性脂肪を減らし、コレステロールを下げることが挙げられます。

ただし、オメガ3も過剰摂取は避けるべきです。

えごま油は毎日小さじ1杯程度が適量で、サラダやパン、お味噌汁に入れて摂取するのがおすすめです。

適度な量を守りながら、良質な油を摂取して健康的な身体を目指しましょう。



④ トランス脂肪酸とその影響


前回は脂肪酸の一種である「多価不飽和脂肪酸」についてお話ししました。

多価不飽和脂肪酸には魚油で有名な「オメガ3」が含まれており、血液をサラサラにしたり、中性脂肪を減らす役割があります。

ただし、身体に良いからといって過剰摂取は避けるべきです。


● トランス脂肪酸


今回は僕たちの生活に非常に身近な「トランス脂肪酸」についてお話しします。

トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸の一種で、動物性由来のものと食物油を加工して作られています。

主にマーガリン、ドーナツ、ケーキ、菓子パン、洋菓子、スナック類、揚げ物、カップ麺、ホイップクリーム、チョコレートなどに多く含まれています。

ファストフードもトランス脂肪酸が多い食品の一つです。

トランス脂肪酸は「太りやすい脂質」として知られ、体内で分解されにくく、燃えにくい脂肪になるため、過剰摂取は避けるべきです。

また、トランス脂肪酸の摂取しすぎは悪玉コレステロールの増加、心疾患、脳梗塞のリスクを高めます。

ダイエット中はこれらの食品を控えることが重要ですが、日常生活でもなるべく摂取を減らすようにしましょう。



ダイエットと健康のための脂質管理


脂質には様々な種類や効果効能があり、身体に良いものとそうでないものがあります。

重要なのはバランスよく摂取することで、過剰摂取は避けることです。

ダイエットだけでなく、健康的な身体作りのために、脂質の摂取量に気を付け、バランスの良い食事を心がけましょう。


高槻のパーソナルジムLOAFERでは、ダイエットや栄養管理についてのアドバイスも行っています。皆さんも頑張りましょう!次回のブログもお楽しみに!





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