楠健司

2021年8月24日3 分

体組成計について③

こんにちは!

LOAFERスタッフの楠です!

前回は体組成計② 体脂肪の話をさせていただきました!

今回は前回の続きで体組成計の測定項目についてのお話です!

今回は「内臓脂肪」について簡単にお話しさせていただきます!

●内臓脂肪

内臓脂肪とは胃や腸などの臓器の周りにつく脂肪の事を指します。

人は食事で摂取した栄養を

体内で消化→エネルギーとして産生します

僕らはこのエネルギーを使って日々の活動を行っています。

しかし、エネルギーとして使われなかった栄養素は脂肪に変わり、体内に蓄積されていきます。
 
この体内で蓄積された脂肪(体脂肪)には、内臓脂肪と皮下脂肪になります。

ちなみに・・・

内臓脂肪は皮下脂肪よりも落ちやすいと言われており

男性のほうが内臓脂肪を蓄積しやすく、加齢ととも更に蓄積しやすくなると言われています。

また、女性のほうがホルモンの関係で内臓脂肪よりも皮下脂肪のほうが付きやすいと言われています。

オムロンやタニタの体組成計では内臓脂肪の数値が

1~9.5   = 標準

10~14.5 = やや高い

15~30  = 高い

上記のように数値が設定されています。

●脂肪組織について

ここからは少し難しくなりますが脂肪組織について簡単に説明していきます。

脂肪組織からはアディポカイン(アディポサイトカインとも呼ばれている)という物質が

分泌されており産生量は内臓脂肪のほうが高いと言われています。

このアディポカインは善玉と悪玉が存在してり

善玉にはアディポネクチンレプチンが存在します。

・アディポネクチン

血管の傷を治したり血圧を下げ動脈硬化のリスクを低くする働きがあります。

ただし、内臓脂肪の蓄積が多くなると分泌量が減り動脈硬化や糖尿病のリスクが高くなると言われています。

・レプチン

中性脂肪の蓄積に伴って分泌量が増え

満腹中枢に働き食欲をストップさせる役割があります。

中性脂肪の蓄積が多くなるとレプチンの分泌量が増えて

満腹中枢に働きにくくなり食欲が止まらなくなってしまいます。

アディポネクチンレプチンは分泌量を増やしたり安定させることができます!

アディポネクチンの場合はEPAがたくさん含まれる青魚を食べることで分泌量を増やすことができます。

EPAとは鯖、サンマ、イワシなどに含まれるオメガ3系脂肪酸の事です。

レプチンは十分な睡眠(1日7~8時間)を確保することで分泌を安定させることができます。

また、これらの善玉アディポカインを増やすと生活習慣病予防、太りにくくなるメリットが得られます。

逆に内臓脂肪が増えてくると悪玉の脂肪組織が増加、分泌量が増えるため健康被害のリスクが高くなりますので内臓脂肪の数値が高くならないように、食事や運動でコントロールしていきましょう!!

今回はここまで!

次回もお楽しみに!

LOAFER 楠

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