運動しないと健康になれないのはなぜ?
- LOAFER 上川

- 6月8日
- 読了時間: 5分

高槻のパーソナルジムLOAFER
代表の上川です
先日SNSを見ていると
こんな投稿を見かけました。
「人って休んだら回復するはずなのに、運動しないと健康になれないのはなぜ?」
確かに不思議な話です。
風邪を引いたら休む。
怪我をしたら休む。
疲れたら休む。
私たちは普段から「休むこと=回復すること」だと考えています。
それなのに健康の話になると
「運動しましょう」
「身体を動かしましょう」という話になる。
これは少し矛盾しているようにも見えます。
今回はそんな疑問について
僕なりの考えを書いてみようと思います。
人間は機械ではない
まず大前提として
人間の身体は機械とは少し違います。
例えば車。
車は走れば走るほど部品が摩耗します。
使えば使うほど劣化します。
だから長持ちさせるためには
ある程度休ませる必要があります。
しかし人体は少し違います。
私たちの身体は
「使うことで維持される」という特徴を持っています。
筋肉も骨も心肺機能も神経系も
使わなければ衰えていきます。
筋力低下は身体の失敗なのか
例えば筋力低下。
一般的には筋力が落ちることを「衰え」と呼びます。
しかし別の見方をすると
これは身体の失敗ではありません。
むしろ成功です。
筋肉は維持するだけでも
たくさんのエネルギーを消費します。
身体からすると
使わない筋肉を維持する理由はありません。
歩かない
走らない
重いものを持たない
そんな生活が続けば
身体は「そこまで筋肉はいらないな」と判断します。
そして筋肉量を減らします。
これはある意味非常に合理的な判断です。

柔軟性低下も同じ
柔軟性も似ています。
例えばデスクワーク中心の生活を何年も続けている人。
股関節を大きく曲げることも
開脚することも
しゃがみ込むこともほとんどありません。
すると身体は
「そんな可動域は必要ない」と判断します。
筋肉
腱
筋膜
関節包
これらが徐々に
今の生活に適応していきます。
結果として
身体は硬くなります。
これも身体が壊れたわけではありません。
今の生活に最適化された結果です。
衰えとは適応の結果かもしれない
ここで少し見方を変えてみます。
筋力低下
柔軟性低下
持久力低下
これらは一般的には「衰え」と呼ばれています。
しかし身体の立場から見ると
「今の生活に適応した結果」とも言えます。
つまり
能力の喪失というより
必要なくなった機能を整理した状態です。
身体はとても賢いので
使わないものを維持し続けたりしません。
常に省エネルギーを目指します。
ではなぜ運動が必要なのか
ここで最初の疑問に戻ります。
なぜ運動が必要なのでしょうか。
それは
運動が健康を作る魔法だからではありません。
運動は身体に対して「その能力はまだ必要だよ」と伝える作業だからです。
筋トレなら筋肉は必要だと伝える。
ウォーキングなら歩く能力は必要だと伝える。
ストレッチならその可動域は必要だと伝える。
つまり運動とは
能力維持のためのメッセージとも言えます。
長生きと健康は別の話
ここで少し話を広げます。
僕は健康と長生きは
似ているようで違うものだと思っています。
長生きとは
生命活動が続いていること。
健康とは
その人にとって良好な状態で生活できていること。
例えば90歳まで生きたとしても
寝たきりで好きなことが何もできない状態を
理想と考える人は少ないでしょう。
一方で
趣味もあり旅行もできて身体も自由に動く80歳。
こちらを目指したい人は多いと思います。
運動の価値は
寿命を延ばすことそのものではなく
活動性を維持することにあるのかもしれません。

LOAFERが考える健康
LOAFERでは
「見た目良く・動き良く・気分良く」
をコンセプトにしています。
ここで大切なのは
健康を身体だけで考えないことです。
もちろん筋力や柔軟性は大切です。
しかし
友人との食事も
趣味の時間も
旅行も
人生の楽しみです。
それらを全部犠牲にしてまで
健康を追い求めることが本当に健康なのかは考える必要があります。
僕自身
トレーナーだからといって
毎日ストイックな生活をしているわけではありません。
おやつも食べますし外食もします。
トレーニングも週1〜2回程度です。
それでも
今の自分に必要な活動性を維持できているなら
十分だと思っています。

最後に
運動しないと健康になれない。
そんな言葉を聞くと
少し息苦しく感じるかもしれません。
でも僕は
運動を義務として考える必要はないと思っています。
大切なのは
どんな人生を送りたいかです。
旅行へ行きたい。
孫と遊びたい。
好きなスポーツを続けたい。
元気に仕事をしたい。
そのために必要な能力を維持する手段として
運動があります。
身体は今の生活に適応します。
だからこそ
未来の自分が困らない程度には身体を動かしておく価値があるのだと思います。
健康とは
単に長生きすることではありません。
自分らしく生活できる状態を維持すること。
LOAFERでは
そんな健康づくりをサポートしていきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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