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怪我予防についての考え方

こんにちは代表の上川です


今日は少し専門的にトレーニングと怪我予防について

お話していこうと思います


読みづらいとは思いますが

最後まで根気よく読んでいただけると幸いです



怪我予防にトレーニングが必要な理由


まずは

怪我予防にトレーニングが必要な理由について

簡単にご紹介します


1 強度が必要である



スポーツでの怪我予防ですから

日常生活より大きい負荷がかかります

そういった強い負荷を伴う動作を利用することで

予防の効果を出しやすくなります

何も負荷を伴わず自重のみで動きの練習をするのは

あくまで初期段階で

そのままスポーツをやっても

強度の高い動きの際に結局悪い動きがでてしまう

というのはよくある話です


2 動きの引き出しを増やす





トレーニングにはある程度幅はあれど

フォームというのが存在します

そしてそれらは負荷に対応するために

いかに効率が良いか・関節を痛めないかなどが

長年にわたって考慮されたものです

こういったフォームを習得していくと

その動きが引き出しとなって

スポーツ動作を習得するときの

引き出しとなってくれます


運動学習といって

ひとつの動作を練習するときに

似たような動きの引き出しが多いほど

習得までの時間が減りますので

怪我の予防効果はもちろんのこと

上達スピードも上昇します




怪我予防に対するトレーニングの恩恵


では実際に

怪我予防プログラムは

どんな効果を意識して取り組むのかというお話です


1 特定の運動ラインの強度を高める


例えば膝の前面付近に痛みがでる場合でお話しますが

怪我の出る原因は色々あるんですが

オーバーユースといって使いすぎによるものがあります


使いすぎという場合に


・もっと使えるように強度と持久力をつける

・歪みを修正する

・そもそも使わない


この3つが対策としてあげられます


この1つ目である

もっと使えるように強度と持久力をつける

というのが

特定の運動ラインの強度を高める

という意味合いです


2 運動軸を整える


先程の使いすぎの例の際に

2つめの対策に挙げた


・歪みを修正する


というのが

運動軸を整えるということになります


例えば前方への踏み込み動作の時に

本来であれば

股関節→膝→足が

きれいに1直線に並んでいるのが理想だった場合

少しでも膝が内側に入っていたり

足だけそっぽを向いていると

膝に摩擦や張力などのストレスが加わり

怪我に繋がります


この歪みにあたる部分を

トレーニングのフォームを利用して

奇麗にまっすぐに使えるようにしていく

というのもトレーニングが怪我予防に与える恩恵といえます


3 運動軸を変更する


次が最初の例の3つめの対策である


・そもそも使わない


という表現に繋がります


膝の踏み込みをし過ぎて

膝を怪我する場合


太腿の前から膝・すねのあたりの筋肉を

過剰に使っていることが考えられます

脚の前のラインを酷使しているということです


でも踏み込み動作自体

工夫すれば

お尻やもも裏を働かせることもできます

つまり

脚の前ラインを使わずに

後ろラインを利用するようにクセづける

ということです


これは筋肉量の前後バランスが悪いと

そもそも意識しても後ろが使えないということもありますので


トレーニングで筋肉量もしっかり確保しつつ

裏側を使えるようにクセ付けもしていくという流れになります




まとめ


ざっくりではありますが

トレーニングで怪我予防をする際の考え方・意義などについて

お話しました。

難しい内容ではありますが

スポーツや怪我に関して

トレーニングをする場合は

こんな感じのことを考えて

メニューを組み立てていることを知っていただければ幸いです


スポーツ・怪我予防は

非常に専門性の高い分野ですので

しっかり専門にしているトレーナーに

みてもらえるようにしましょう


高槻近郊の方はぜひLOAFERまで



LAOFER

代表 上川達矢

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