未成年(学生さん)のパーソナルトレーニングについて
- LOAFER 上川
- 2024年7月5日
- 読了時間: 6分
更新日:7月13日
高槻のパーソナルジムLOAFER
代表の上川です
今回は最近増えてきた未成年のパーソナルトレーニングやダイエットについて
お話していこうと思います
未成年のパーソナルトレーニング・ダイエット

未成年のトレーニング
まず最初に気になるのは
対応年齢だと思います
最近では小学生でもパーソナルトレーニングに
ご来店される方がでてきました
実際LOAFERでは小学2年生のトレーニングをさせていただいたこともあります
目的としてはスポーツ競技に向けた
能力アップでした
小学生のうちはトレーニングらしいトレーニングよりも
遊びや日常生活・学校での体育などで
様々な動きの引き出しを身体に入れ込んでいくことが重要な時期です
まだそもそも未発達の身体に
筋肉量が目安になるような能力を求めるのは
そもそも良いこととは思えません
なのでLOAFERでも
やること自体は様々な動きに触れてもらい
関節の動きのパターンを増やしていくこと
できる動きをふやしてもらうことに主眼をおいています
高学年や中学生からは
筋トレ的なことも始まっていきます
自重トレーニングがメインとはなりますが
発達状況や動きの引き出しの質に応じて
部分的にウエイトトレーニングをスタートさせていく段階です
結論として
目的が明確であれば
小学生からでもパーソナルジムに通う意味や利益は
充分にあると思います
未成年のダイエット
デリケートなのはこちらですね
LOAFERで今まで多かったのは
中高生のダイエット目的でのご来店です
思春期で体型が気になり
自分ではどうやって良いかわからず
パーソナルジムを頼ってこられる方も少なからずでてきました
個人的には
ダイエットという活動を中高生のうちから
極端にやること自体は反対ですが
極端にならないために頼っていただいているという部分もありますので
そういう意味では僕たちの力の発揮どころとも捉えています
一番良くないのは
標準体重以下にも関わらず
美容体重やそれ以下の体重を目指すようなダイエットです
体質や遺伝なども含め
特殊な事情(仕事や競技など)を除いて
安易に踏み込んでよいものではありません
後の発達や健康に悪影響を及ぼすことも少なくありませんので
LOAFERとしても素直におすすめはしていません
ただ、肥満だったり標準体重から大きく逸脱しない程度の
体重目標であれば
それはすなわち健康的な食生活や運動習慣を作ることですので
それが未成年であろうときっちり対応させていただきます
未成年の食事管理にどうアプローチするか
まず話題にあがることが多いのは”おやつ”ですね
僕自身成長期にはおやつを食べてきた覚えがありますし
親が用意してくれている量や
兄弟とのバランスから自分の取り分が決まっていただけなので
特段調整する意図を持ったことはありませんでした。
親世代がそのように成長した来たことで
子どもにおやつを与える際も
量や質の調整という考えを持っている人のほうが少ないのではないでしょうか。
例えば肥満基準の体重の子のダイエットになったとしても
できえるかぎりおやつをゼロにするダイエットは
しないようにしています。
日々の楽しみであったり
おやつを通してコミュニケーションが生まれる時間があったりと
子ども生活を考えたときに完全制限は現実的ではありません
LOAFERでは可能な限りおやつも摂りつつダイエットしてもらいます
基本方針
これは大人と大きな差があるわけではありません
まずは何より朝ごはんを摂ってもらうことからスタートです
すでに食べ過ぎている場合は量のコントロールが必要ですが
意外にも肥満なのに朝ごはんは少ないという子は多いのです
朝起きるのが苦手で朝ごはんをあまり食べない
→昼ごはんまでに空腹が強くでて給食や弁当を多く食べる
または早食いになり血糖値が急上昇
→夕方には上がりすぎた血糖値が急降下しまた食欲が高まる
→学校から帰ってきたらおやつで糖分補給
→血糖値の急上昇
→夕飯までに血糖値の急降下が生じてまた食欲が高まる
→夕食を大量に摂取
→早く寝ない子は夕食の血糖値が落ち着いた段階でまたおやつや夜食を欲する
→夜に多量に食べたため入眠時間が遅くなり
→また朝起きるのが辛い
すべて当てはまるというわけではないでしょうが
この負のスパイラルに陥っている子がとても多いです
これを断ち切るために
大事な基本方針は
「朝ごはんの量・品目」と「就寝時間の安定」
この二つです
朝にパンだけという人は血糖値がとてもあがりやすいです
しかし前日夜のおかずなど
糖質メインではない品目を追加してあげることで
血糖値の急上昇を抑えつつ
午前中の活動エネルギーをしっかり蓄えます。
そうすると昼ご飯の要求量が下がり
落ち着いて食事に臨むことで早食いを抑えることと
糖質以外から食事を始めることで
血糖値の急上昇を抑えます。
午前に蓄えたエネルギーと昼食で追加したエネルギーが
しっかりある状況で
血糖値の急上昇を防ぐことができれば
夕方のおやつを減らす、またはなくすことも可能になります。
この夕方から夕食までの時間が
”痩せる”時間になります
多少の空腹は生じますが
夕飯まではもちやすい状況になり
あとは夕飯の際の糖質や脂質の過剰分を減らすことができれば
ずいぶん整った食事になります
夕飯のあとには活動量自体がありませんので
本来そこで過剰にエネルギー摂取をすると太ってしまうのは当然です
この基本方針にのっとってまずは健康的な食生活を整えることからスタートです
ここにおやつをどう差し込むか
実際に夕食の品目はどういったバリエーション(楽しみを損なわない)を
作っていくかが未成年のダイエットではとても大事です
大人よりは動いていますし
成長へ使用されるエネルギーも豊富ですので
全然運動をしない大人よりは
おやつや食事の幅も広めに考えることが可能となります。
高槻のパーソナルジムならLOAFER
LOAFERではこれまで未成年のパーソナルトレーニングも
数多く経験しています
もしお子さんに極端で不健康なダイエットをしてほしくないが
本人が強く希望している場合
ぜひLOFAERにご相談してください
パーソナルジムはムキムキやガリガリの極端な身体を目指す人が
来るという場所ではありません
健康を害さないように目指す理想へ導く
時にはその理想が健康とかけ離れている場合
過去の経験やデータから修正を提案することも仕事です
料金体系などはシンプルで
大人も子どもも変わりません
親子で同じ回数券を共有していただいている方も
いらっしゃいますので
まずは遠慮なくご相談ください
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